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2023年11月06日

【トップイーストリーグ第六節 結果】秋田ノーザンブレッツ戦

いつも東京ガスラグビー部を応援いただき、ありがとうございます。
11月04日(土)東京ガス大森グラウンドで行われた秋田ノーザンブレッツ戦は73対28(前半49対7、後半24対21)で勝利いたしました。

秋田ノーザンブレッツの皆様、レフリーの皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。

次戦は、11月11日(土)13:00~セコムラガッツ戦となっております。引き続き熱いご声援をお願いいたします。

■ヘッドコーチコメント(川邉HC)

本日も東京ガスラグビー部へのご声援ありがとうございました。
また素晴らしい試合環境を作っていただいた関係者の皆さまありがとうございました。

リーグ開幕戦で引き分けだった秋田ノーザンブレッツに勝利することができ大変嬉しく思います。

本ゲームはこれまで出場する機会に恵まれなかった下山田、根來、宗像や新人の中川、石橋が出場し、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。

これまで出場機会を得られずとも決して腐らず努力を積み上げてきた彼らの活躍は、まさに今年のスローガンである「Build」そのものでした。
彼らを誇りに思います。

リーグ残り3戦も東京ガスらしく正々堂々と戦って参ります。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします

■ゲームキャプテンコメント(鈴木達哉主将)

いつも応援頂きありがとうございます。
今週は秋田ノーザンブレッツとの対戦でした。

初戦、試合終了間際に同点を許してしまった相手であり、大森グランドでの最終戦のため、必ず勝利することを目標にしておりました。

序盤から得点を積み重ね、3トライ差以上のボーナスポイントも取り、試合に勝つことが出来ました。
課題も多く見つかったため、次のセコムラガッツ戦に向けて一週間で改善していきます。

今後ともご声援の程よろしくお願いいたします。









Photo by 舛元清香

本試合のハーフタイムには、NPO法人ピボットフットVICKIES(ヴィッキーズ)の皆さんが、素晴らしいチアリーディングを披露してくださりました!





また、本試合では、品川ラグビースクールBamboo(バンブー)と大田区タグラグビーチームのtry・attack(トライアタック)の子供たちがボールボーイを務めてくれました!






■観戦記

リーグ戦折り返しとなる第6節の相手は、秋田ノーザンブレッツ。開幕節では30対30と引き分けた相手であり、今節もタフな試合が予想される中、前半開始から東京ガスが主導権を握り効果的に得点を重ねていく展開となった。
まずは8分、12番アンドリュー・ディーガン(人事部)のキックパスを14番新居良介(北部導管事業部)がキャッチすると、新居はさらに裏のスペースにキックを落とした。ボールをチェイスして自ら再獲得すると、そのままトライ。7-0(直後のゴールキック成功)とした。
11分には、秋田15番のハイパントキック処理の競り合いからこばれたボールを、15番トミー・ベル(人事部)が入れ違いのような形で上手く処理すると、自陣から独走しそのままトライ。14-0(直後のゴールキック成功)とした。

17分には、敵陣でアタックを継続すると、バックス展開から15番ベルがラインブレイク。外に展開し、最後は新居がトライ。21-0(直後のゴールキック成功)とした。
22分、秋田にトライを許し21-7(直後のゴールキック成功)とされるも、東京ガスはこの後怒涛のトライラッシュで4トライを追加し、49対7(4トライ全てのゴールキック成功)として前半を折り返した。
圧巻だったのは、後半42分の6番髙野祐司(産業エネルギー営業本部)のトライ。自陣右10m付近スクラムからバックス展開すると、12番ディーガンが絶妙なタメからロングパスを11番稲吉渓太(カーボンニュートラルシティ推進部)通し、稲吉がロングゲイン、サポートについた9番山岡篤樹(流通事業本部)に繋ぐと、最後は6番髙野がトライした。
フォワードバックス一体となった素晴らしいアタックで、勝負を大勢を決めるのには十分だった。
後半にも東京ガスは4トライを重ね、最終スコアを73対28とし、快勝した。
東京ガスはキックを上手く使いながらエリア獲得重視でゲームを進めたことで、要所のアタックが精度高く、迫力があった。
また、試合の土台となるFWのスクラム・ラインアウトも非常に安定しており盤石の内容だった。
後半相手にスコアを重ねられ部分に関しては、次回の反省点として改善してほしい。
今シーズン初スタメンの2番下山田領治(神奈川導管事業部)の安定したスローイングは、チームのこの日のアタックを陰で支えた。
また、FW陣最年長の6番髙野祐史(産業エネルギー営業本部)は、試合終盤まで自らの役割をやり抜いた。
試合最終盤の最もきつい時間には、相手キーマンである15番に刺さるタックルで落球を誘った。

バックスでは、後半途中から出場した22番黒澤健(リビング営業部)が2トライの活躍。
体の強さを活かしたタテへの推進力含め、チームにエナジーを与えた最年長のプレーが効いていた。
関東協会の選ぶPOMには、この日4トライ、14番新居良介(北部導管事業部)が選ばれた。
トライの内容もさることながら、それ以外のラインブレイクなどでも存在感を見せ続け、素晴らしい活躍ぶりであった。