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2023年10月16日

【トップイーストリーグ第四節 結果】横河武蔵野アトラスターズ戦

いつも東京ガスラグビー部を応援いただき、ありがとうございます。
10月14日(土)東京ガス大森グラウンドで行われたトップイーストリーグ第四節 横河武蔵野アトラスターズ戦は48対20(前半19対3、後半29対17)で勝利しました。

横河武蔵野アトラスターズの皆様、レフリーの皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。

次戦は、10月21日(土)13:00~ヤクルト戸田グラウンドでヤクルトレビンズ戦となっております。引き続き熱いご声援をお願いいたします。

■ヘッドコーチコメント(川邉HC)

本日も東京ガスラグビー部へのご声援ありがとうございました。また素晴らしい試合環境を作っていただいた関係者の皆さま本当にありがとうございました。
前節から空いた1か月間で大変良い準備ができ結果に繋がりました。
主将である鈴木達哉を中心に宗像、稲吉、鈴木健也のリーダー陣が選手間でのミーティングを繰り返し行い、チームをまとめてくれました。また上原、髙野、小泉、黒澤健などのフォロワーシップも大変素晴らしかったと思います。
選手たちの勝ちたいという強い気持ちがトレーニングの質を上げ、チーム内の競争が激しくなっているのも良い傾向です。メンバー選考においても良い意味で悩むことが多くなってきました。
次戦のヤクルトレビンス戦も良い準備を行い、東京ガスラグビー部らしくベストを尽くし戦いますので引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

■ゲームキャプテンコメント(鈴木達哉主将)

いつも応援頂きありがとうございます。
今週は横河武蔵野アトラスターズとの対戦でした。

セコム戦での課題を見直し、チーム全員でこの4週間良い競争が出来、前半はその成果を存分に発揮することが出来ました。
後半は課題も多く出ましたが、秋のシーズン初勝利という結果はチームとして非常に良かったです。

現地に来て頂いた方の声援、非常に力になりました。
ありがとうございます。

次のヤクルトも良い準備をして必ず勝ちたいと思います。
今後ともご声援の程よろしくお願いいたします。

■観戦記

前節のセコム戦での大敗を払拭するべく、前半から東京ガスが攻勢に出る。前半は東京ガスが効果的に得点を重ねていく試合展開となった。
まずは前半6分、中盤での連続攻撃からオフロードパスを受けた1番鈴木健也(中央導管事業部)がラインブレイクし、サポートについた3番春名宏一(埼玉支社)へパス、春名がそのままインゴール左にトライ(直後のゴールキックも成功)した。東京ガスが7対0と先制に成功する。
12分にはセンターライン付近のアトラスターズボールスクラムで相手のペナルティを誘い、15番トミー・ベル(人事部)がペナルティゴールを成功させた。10対0とし、試合の流れを掴んでいく。
22分には、バックスの連携からビッグプレーが飛び出す。自陣10m右付近のスクラムから10番西仲隼が自ら縦に仕掛けラインブレイクすると、素晴らしい反応でサポートについた12番アンドリュー・ディーガン(人事部)にオフロードパス。パスを受けたディーガンはさらに大外の15番ベルへ高精度のロングパスを通し、ベルがそのまま走り切り左隅にトライした(直後のゴールキック成功)。17対0とする。
25分には相手にペナルティゴールを決められ、17対3とされるも、東京ガスの優勢は揺るがない。
33分には敵陣ゴール前のラインアウトモールからそのままトライし22対3とする(直後のゴールキック不成功)。
続く38分には敵陣22m左付近での連続攻撃から、12番ディーガンがディフェンスの背後へグラバーキックを試みると、乱れたボールを11番稲吉渓太(カーボンニュートラルシティ推進部)が処理しそのままトライ(直後のゴールキック成功)。29対3とし、前半は終了した。
前半は東京ガスが得点機会を確実に活かしながら効果的にスコアを重ねる理想的な展開となった。
後半は10分、15分にアトラスターズに連続トライを許し29対15と差を縮められるものの、東京ガスはここから流れを渡さない。
20分、東京ガスは自陣10m付近のマイボールスクラムでペナルティを獲得すると、一気に攻勢に出る。8番上原充(北部導管事業部)がスクラムサイドに鋭く縦をつきポイントを作ると、左にバックス展開。15番ベルが相手の背後にショートパントキックを落とすと、11番稲吉が再獲得しそのままトライし(直後のゴールキック不成功)、34対15とした。
攻撃の起点となったスクラムでは、交代で入った16番小俣勇也(神奈川導管事業部)、17番橋本一真(西部導管事業部)、18番小山洋平(中央導管事業部)らが力を発揮し、相手ペナルティを獲得した。
アドバンテージ付きでダイナミックに攻撃を仕掛けられたことがトライに繋がり、チームで取り切った素晴らしいトライとなった。
24分には、カウンターアタックから15番ベルが相手DFラインにギリギリまで仕掛けると、コースを変えて走り込んできた14番新居良介(北部導管事業部)にパス、新居はそのままラインブレイクすると、相手ディフェンダーを何人も外していく。最後は大外で余った13番繁松秀太(神奈川導管事業部)にパスを通し、繁松がインゴール右にトライ(直後のゴールキック成功)、41対15と差を広げた。
36分には、相手の連続攻撃を10番西仲がインターセプト。13番繁松とのパス交換で一気に敵陣深くまで侵入すると、最後は逆サイドからサポートに来ていた11番稲吉がこの日3つ目のトライ(直後のゴールキック成功)。48対15とし、勝利を決定づけた。
試合終了間際にアトラスターズにトライを許したものの、最終スコアは東京ガス48対20横河武蔵野アトラスターズ。
東京ガスが快勝した。
アトラスターズ相手に、メンバーひとりひとりが自分の役割を果たすことで、試合を優勢に進めることが出来た会心のゲームとなった。
ひとりひとりが役割を果たした中にあって、出色の出来であったのが、15番トミー・ベル(人事部)。試合を通じて、プレー判断・キックのクオリティで違いを見せ、ゲームメイカーとして試合をコントロールし続けた。
POM(プレーヤーオブザマッチ)には、この日3トライ、ウィングとしての仕事を果たした11番 稲吉渓太(カーボンニュートラルシティ推進部)が選ばれた。