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2022年10月17日

【2022トップイーストリーグA第3節結果】秋田ノーザンブレッツ戦

いつも東京ガスラグビー部を応援いただき、ありがとうございます。
10月15日(土)にあきぎんスタジアムにて開催されました、2022トップイーストリーグA第3節秋田ノーザンブレッツ戦は、50対11(前半19対6、後半31対5)で勝利しました。
次回は、トップイーストリーグ第4節 ヤクルトレビンズ戦(10月22日土曜日13時キックオフ、東京ガス大森グラウンド)になります。
引き続き熱いご声援をお願い致します。

■メンバー



■観戦記
トップイーストリーグ(Aグループ)第3節の相手は、秋田ノーザンブレッツ(以下、ノーザンブレッツ)。
今期よりトップイーストAグループに昇格したチームではあるが、昨年度リーグ覇者のヤクルトレビンズに今期熱戦を演じた相手だ。
外国人選手を中心とした力強いチームに対し、常にプレッシャーをかけ続け、勢いを与えずにプレーしたいところだ。

試合はノーザンブレッツのキックオフでスタートする。
最初にスコアしたのはノーザンブレッツ。キックオフボールを東京ガスがノックオンすると、リスタートのノーザンブレッツボールスクラムに対してもペナルティ。前半3分、自陣22m左付近からのペナルティゴールをノーザンブレッツに正確に沈められ、0対3と先制されてしまった。

先制を許した東京ガスであったが、敵陣でボールを保持しながら攻撃を継続することで、徐々に流れを掴む。
東京ガスの初スコアは、前半17分となった。
ゴール前でボールを受け取った12番タシ・タウタラタシ(人事部)が相手ディフェンダーを抜き去りトライ。コンバージョンキックも成功し、7対3と逆転に成功した。
前半22分には、13番黒澤健(リビング営業部)が、相手ディフェンスライン裏の空いたスペースに絶妙なキックを転がすと、11番稲吉渓太(都市ガス化推進部)がこれに反応し、自らドリブルでインゴールまでボール運びトライ。コンバージョンキックも成功し、14対3とさらに点差を広げた。
前半33分には、ノーザンブレッツにペナルティゴールを成功され14対6と詰め寄られる。しかし前半終了間際の42分、フォワードのモールから最後はバックスがショートサイドを攻め、11番稲吉が左隅にトライ。19対6とし前半を終えた。

後半、東京ガスは敵陣でスコアチャンス多く作るものの、後一歩のところでトライを取りきれない。
東京ガスが後半最初にスコアしたのは、後半24分となった。
自陣22m付近のスクラムから、10番宗像仁(神奈川導管事業部)の素晴らしいロングキックで相手22m内側まで侵入すると、その後のマイボールラインアウトを獲得、モールを形成しそのまま一気に押し込んだ。2番小川一真(都市ガス化推進部)のトライで、26対6(トライ後のコンバージョンキック成功)とした。

直後の後半26分、東京ガスは敵陣深くで攻撃を仕掛けると、20番トーマス・シルク(人事部)がラックサイドを鋭くゲイン。サポートへ来ていた12番タウタラタシへオフロードパスを通すと、タシがそのままトライした。コンバージョンキックも成功し、33対6とさらに差を広げた。

後半32分にも、東京ガスは敵陣右22m内マイボールラインアウトからモールを形成すると、20番シルクがトライ。コンバージョンキックも成功し、40対6とする。

後半39分には、ノーザンブレッツのバックス展開からトライを許し、40対11(コンバージョンキック不成功)とされる。

後半ロスタイム(45分経過)、東京ガスは敵陣左22m内マイボールラインアウトからモールを形成すると、16番橋本一真(西部導管事業部)がトライ。45対11(コンバージョンキック不成功)とする。

その後(48分経過)も、バックス展開から最後は22番大矢雄太(中央導管事業部)が右隅にトライ。50対11(コンバージョンキック不成功)とし、ノーサイドとなった。

ノーザンブレッツのプレッシャーの前に、東京ガスはアタック面が上手く機能せず苦しむ場面も多くあったが、徐々に修正し、最後はトライを重ねた。
また、ディフェンス面ではブレイクダウンで相手にプレッシャーをかけ続け、終始相手に思うようなアタックを許さなかった。

関東協会選出のPOM(プレイヤーオブザマッチ)には、12番のタシ・タウタラタシ(人事部)が選ばれた。強靭かつ軽快な動きで相手ディフェンスを何度もブレイクし、常に東京ガスのアタックの起点となり続けた。
チームPOMには、3番の小山洋平(南部導管事業部)が選ばれた。
今年の夏からチーム事情により3番にポジション変更した選手だが、持ち前のスキルや強さを活かし、経験不足を感じさせないタフなプレーでチームに大きく貢献した。

次の試合は、ホームでのヤクルトレビンズ戦(10月22日土曜日13:00キックオフ)となる。
レビンズは、トップイーストリーグのディフェンディングチャンピオンであり、昨年の公式戦は3戦全敗を喫している、最大の敵である。
今年の東京ガスラグビー部の真価が求められる試合となるだろう。皆様の熱いご声援をよろしくお願い致します。

■中瀬監督コメント
いつも東京ガスラグビー部へのご声援ありがとうございます。
今日は秋田でのアウェイ戦ということで、いつもと違う環境と、熱烈な秋田ノーザンブレッツサポーターの声援による後押しもあり、厳しい試合展開が予想されました。
しかしながら、我々はどこが相手であっても常に高いスタンダードの下、1試合1試合成長を止めないこと、そして自分達の目指すラグビースタイルを追求することだけに集中して試合に臨みました。
前半は試合の流れが安定しない場面もありましたが、今日はいつも以上に積極的にボールを動かすことを意識したことと、うまくいかない時間帯でしっかり我慢できた結果、徐々に試合の流れを掴むことができたと思います。
後半はフォワードの局地戦で優位に立てたこともあり、よりアグレッシブにアタックすることができました。
また、新たな戦力を数多くテストできたことも、今後のリーグ中盤戦に向けて大きな収穫でした。
我々はあくまでもチャレンジャーとして、次の試合に向けて準備を進めたいと思います。 引き続き、東京ガスラグビー部をよろしくお願いいたします。

■主将コメント(No.8 鈴木)
いつも応援頂きありがとうございます。
今シーズン初の遠征となる秋田戦でした。
ディフェンスでは新たにBattleというテーマを掲げ、力強い相手に一歩も引かず戦うことを目標にしておりました。
ミスも多くなかなか前半は自分たちのペースで試合を行えませんでしたが、粘り強いディフェンスと練習してきたアタックが徐々に機能し、勝利出来ました。
次戦のヤクルトは、昨年の優勝決定戦で敗れた相手です。必ず勝利し優勝に近づきたいと思います。
大森グランドでの試合となりますので、是非グランドに足を運んで頂ければ幸いです。 今後とも何卒ご声援のほどよろしくお願いいたします。

■選手コメント(CTB タシ・タウタラタシ)
Firstly, I would like to thank the man above for getting us through this match against Akita injury free and a great result for the team and the company. Thank you to Tokyo gas for giving me an opportunity to represent the company again. It was a tough first half from the team as we were too excited with the space given to us but resulted in errors which we will look to improve in the next game against Yakult. The second half was a much better game from us and should be our standard as a team when we play every week. It was a very hot and physical game but very happy we were able to go to Akita and get the result we trained hard for during the week. Looking forward to the big week ahead as we turn our focus onto Yakult as they are going to be a tough opposition. I know with hard work and recovery we will be ready for them. We also thank the support staff for their hard work and to the supporters who supported us for the victory!

まず、この秋田戦を怪我なく乗り切り、チームと会社にとって素晴らしい結果をもたらしてくれた神様に感謝したいと思います。そして、再び会社を代表する機会を与えてくれた東京ガスに感謝します。
前半は、スペースがありすぎたためもあり、興奮しすぎてミスを犯してしまい、チームとしては厳しい結果となりましたが、その点は次のヤクルト戦では改善したいと思います。
後半は、だいぶいいゲームができましたし、チームとして、毎週の試合であるべき自分達のスタンダードで試合することができました。
とても暑く、フィジカルな試合でしたが、秋田に行き、この1週間で懸命にトレーニングした結果を出すことができ、とても満足しています。
これからの1週間は、ヤクルトという強敵に照準を合わせていくので、とても楽しみです。 ハードワークとリカバリーで、ヤクルト戦の準備をしていくつもりです。
また、ハードワークしてくれたサポートスタッフ、そして応援してくれたサポーターの皆さんに感謝します。

■選手コメント(PR 小山)
プレーヤーオブザマッチに初めて選出いただきとても嬉しいです。
この試合ではスクラムが試合の流れを左右すると分かっていたので、意地でも押し勝つことを意識しました。
力強いチームメイトのお陰もあり、結果として優位に試合を進めることができました。この結果に満足せず、さらに圧倒できるよう精進していきます。また、サポートしてくださったたくさんの方々に感謝いたします。
引き続き応援のほどよろしくお願い致します!