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2022年6月13日

【オープン戦結果】中部電力ラグビー部戦

いつも東京ガスラグビー部を応援いただき、ありがとうございます。
6月11日(土)に東京ガス大森グラウンドにて開催されました、春のオープン戦 中部電力ラグビー部戦(以下、中部電力)戦は、33対17(前半14対5、後半19対12)で勝利しました。

トップウエストリーグの強豪、中部電力との試合。東京ガスは前半、ブレイクダウンでプレッシャーを受け攻めあぐねる場面が目立ちましたが、今期のスローガンでもある「Aggressive Attacking!!」を要所で発揮し、FW・BK一体となった展開ラグビーでスコアを重ね勝利を収めることが出来ました。
遠方からお越し頂いた中部電力の皆様、レフリーの皆様、応援してくださった皆様、 ありがとうございました。

次戦は、6月18日(土)13時キックオフ、東京ガス大森グラウンドにて日立製作所Sun Nexus戦(春季交流戦トーナメント)となっております。引き続き熱いご声援をお願い致します。



■得点経過記録
試合開始から敵陣でプレーを続けた東京ガスは、前半13分、敵陣ゴール前右ラインアウトからモールを形成すると、最後尾からフッカーの小川一真(都市ガス化推進部)が持ち出しトライ、7対0と先制に成功する。
しかし、直後の中部電力のキックオフリスタートから攻め込まれると、前半18分、自陣深い位置で中部電力にモールを形成されそのままトライを許し、7対5と差を縮められてしまった。
前半25分、東京ガスは見事なアタックでスコアする。
自陣10m付近で、相手のこぼれ球をフルバックの千葉真之亮(東京ガスネットワーク(株))が拾うと、小気味良いステップワークで相手ディフェンダーを交わしながら前に出る。無理をせず、フリーとなっていたスクラムハーフの山岡篤樹(流通事業本部)にパスすると山岡が抜け出した。山岡は外に流れながら仕掛けると、外側からスイッチしてきたウイングの家村竜太朗(中央導管事業部)に片手で華麗なパスを通す。家村が力強くキャリーし、右サイドで大きくゲインしてラックを作ると、グラウンドの幅を大きく使い左に展開、最後は逆サイドのウイングの新居良介(北部導管事業部)がラインブレイクし、またも大きくゲインしてラックを作った。最後はそのラックからボールを持ち出したロックのトロイ・カレンダー(人事部)が相手ディフェンダーのタックルを交わしてそのままトライ。東京ガスは14対5と差を広げた。
このままスコアは動かず、前半を終了した。

後半に入ると、東京ガスが優位に試合を運んでいく。
まずは後半5分、敵陣左22m付近のスクラムからバックス展開を仕掛けると、フルバックの千葉がまたしても魅せた。スタンドオフの大矢雄太(中央導管事業部)から長いパスを受け、相手ディフェンダーとの1対1の局面を作ると、左右のステップで相手の重心をずらしながら、思い切りよく外勝負を仕掛ける。そのまま相手を振り切った千葉は、インゴールのポスト真下まで走り切りトライ、21対5と差を広げた。
その直後のキックオフレシーブからも、東京ガスは素晴らしいチームアタックを遂行し、連続してスコアを重ねる。 後半8分、自陣から左に展開すると、この日大活躍の千葉がハーフウェーライン付近まで大きくゲインし、左サイドでラックを作る。そのラックから今度は右サイドまで大きくボールを運ぶと、ウイングの新居が持ち味の強さとスピードあるランで大きくラインブレイクする。新居とサポートに来ていた千葉とのパス繋ぎで一気にゴール前まで攻め込むと、最後はロックの星谷俊輔(流通事業本部)がパスを受け、ゴールラインまで後一歩のところまでキャリーし、ラックを作った。中部電力のディフェンスが手薄になった左サイドに素早く展開したい東京ガスは、スクラムハーフの貴島由良(東部導管事業部)が時間をかけずに素早い捌きでラックから左にパスアウトする。スタンドオフの大矢、センターの稲吉渓太(都市ガス化推進部)と繋ぎ、最後はウイングの三浦惇(東京ガスリビングライン(株))がインゴール左に飛び込んだ。グラウンドの幅を大きく使うFW・BK一体となったアタックからのトライで、26対5と点差を広げた。

このまま突き放したい東京ガスであったが、後半13分、中部電力の素晴らしいラインアタックでトライを許してしまい、26対12とされてしまった。
後半19分、今度は東京ガスのFWが意地をみせる。敵陣ゴール前左ラインアウトからモールを形成すると、最後はフッカーの橋本一真(西部導管事業部)がトライ、33対12と再度差を広げた。
東京ガスとしては、残り時間相手にスコアを許さずにゲームを終えたいところであったが、後半27分、中部電力に自陣ゴール前まで攻め込まれると、最後はラックサイドを押し込まれトライを許し、33対17とまたしても差を詰められてしまった。
この後はお互いにスコア出来ず、最終スコアは33対17。東京ガスの勝利となった。

■中瀬監督コメント
いつも東京ガスラグビー部へのご声援ありがとうございます。
今日の試合は「Set Speed(常に相手よりも早い準備をして、良いプレー判断に繋げる)」をテーマに掲げ、前回の試合同様、怪我からの復帰組を含め多くの選手にチャンスを与えながら臨みました。 今日の試合でも、相手のひたむきな厳しいタックルを浴び続け、なかなかペースを掴めない時間帯もありましたが、アタックでは、1対1のコンタクトプレーでしっかり前に出ながらグランドを広く使ってボールを動かす今年の新たな形を何度も試すことができ、また、ディフェンスでも自分達の狙い通りにボールを奪う場面もありました。 先週今週と、試合ごとにチームにコミットする選手が増え、非常に収穫の多い2試合のテストになりました。
いよいよ次週から春のトップイーストトーナメントが始まります。次の相手も若く勢いのあるチームですので、謙虚に、ひたむきな姿勢で、自分達の強みをしっかり出せるよう臨んでいきたいと思います。
引き続き、東京ガスラグビー部をよろしくお願いいたします。

■鈴木主将コメント
応援頂いた皆様、本日はありがとうございます。中部電力戦はSet Speedをテーマに掲げ試合に臨みました。
先週の試合で課題となったアタック時の準備のスピードに関しては改善され、自分たちの望む展開でトライを取ることも出来ました。しかし、先週と同様敵陣に入りながら得点を奪うことが出来ず、自分たちのミスで試合展開を厳しくしてしまっていることは大きな課題です。来週の日立製作所様との試合に向けて、一つ一つの練習で改善を図りたいと思います。
いよいよ、春の公式戦が始まります。2月から練習を始め、チーム一同その成果を出せるこの時を楽しみにしていました。全力で試合に臨み、熱い試合をしますので是非グランドに足を運んで頂ければ幸いです。

■MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)のコメント

FL 上原充
選出理由:接点での良い働き・リーダーシップでチームに貢献した。
上原コメント:今日の試合、個人として1対1のコンタクトで負けない事、倒れてもすぐにプレーに戻る事を意識して試合に臨みました。コンタクトで勝てた部分は自信を持ち、フィットネスはもう少しレベルアップさせる必要があると感じました。
チームとしても、春からの積み重ねが確実に結果として出てきているので、これからも練習を雰囲気良く積み重ねたいです。
来週からはトーナメントも始まるので、更にチーム一丸となって勝ちに行きます。本日はありがとうございました。

■試合出場メンバー
1.小俣勇也(神奈川導管事業部)2.小川一真(都市ガス化推進部)3.春名宏一(人事総務部) 4. 星谷俊輔(流通事業本部) 5.トロイカレンダー(人事部)6. 上野健志郎(東京ガスネットワーク(株)) 7.髙野祐史(神奈川産エネ部) 8.鈴木達哉(流通事業本部)9.山岡篤樹(流通事業本部)10.宗像仁(神奈川導管事業部)11.新居良介(北部導管事業部)12.矢澤蒼(都市ガス化推進部)13.稲吉渓太(都市ガス化推進部)14.家村竜太朗(中央導管事業部) 15. 千葉真之亮(東京ガスネットワーク(株))

リザーブ
鈴木健也(中央導管事業部)、小山洋平(中央導管事業部)、橋本一真(西部導管事業部)、下山田領治(神奈川導管事業部)、黒澤桂(西部導管事業部)、松田倫太郎(神奈川導管事業部)、蛯名崇博(導管部)、小野悠太(神奈川導管事業部)、根来拓也(神奈川導管事業部)、上原充(北部導管事業部)、貴島由良(東部導管事業部)、藤林健太(中央導管事業部)、三浦惇(東京ガスリビングライン(株))、黒澤健(リビング営業部)、中村壮(東京ガスネットワーク(株))、大矢雄太(中央導管事業部)、馬見塚平(東京ガスネットワーク(株))